北風です。
前回のブログは「AUD/NZDのEAがピンチなのでAUD/JPYでちょっとヘッジ」でした。
EAで含み損が出ているのでAUD/JPYの半裁量トレードで含み損分を相殺する為に行いました。
EAで何もしないで利益を出すはずが、半裁量とは言えAUD/JPYでトレードしてヘッジする羽目になりました。

人気米国ETF状況
さて、今日は人気米国ETFの現在の状況をお知らせします。
長期投資前提なのであまり気にしなくても良いとは思いますが
これから始めようと思っている人や、ちょっと乗り換えた方が良いかも…と考えている場合に
参考になるかもしれませんね。

乗り換えを考えていたのでちょうど良かった

私はこれから始めようかと考えているの
いつものようにSBI証券人気ETFランキングです
このランキングは殆ど変わっていないのですが、更新はしないのでしょうか…
1位:SPYD
2位:VOO
3位:VYM
4位:VTI
5位:QQQ
過去1年米国ETF成績
前回4月29日のブログの順位と同じでした…

SPYDいい感じですね~
VYMもなかなか良いので、これから始める人には向いているかもしれませんね。
なにより、ボラティリティが小さいので上がったり下がったりが小さく安定感があり
高配当を狙う場合には理想的なETFです。
一方キャピタルゲインを狙うETFはS&P500の動きに連動して動くので
今のところはマイナスになっているかもしれません…
高配当ETFは動かなくても配当で稼げるし、上昇すればその分のキャピタルゲインも稼げます。
その他のインデックスETFは上昇のみが利益なので難しさもあります。
もしS&P500が今後数年間停滞した場合は長期投資とはいえ損するかもしれません…

長期投資なら安全に勝てるって聞いたけど…

長期投資でも損失が出る場合があるの?
長期投資でも負ける事がある、長期投資の落とし穴
ブログやyoutubeなどでは長期、分散、積立が儲ける秘訣で、絶対やるべきだと言っている人もいますね。
おおかた間違ってはいないと思いますが、本当にそうでしょうか?
もし、20年間積み立てNISAをやっていて積立期間が終わった時点でS&P500が下落していたら?
或いは、20年間の積立期間の大部分の期間でレンジ相場だったら?
そんな状況でも目標利益額に達しているのでしょうか…
1999年11月からのS&P500月足チャートです
1番左端が1999年11月です。
2012年11月まではほぼレンジ相場ですね…
そこから上昇し始めて、2021年に最高値を付けてから現在は少し下げています。
2019年から13年間はパッとしない期間がありその期間で積み立てをスタートさせた人は
利益額もパッとしていないはずですね。
逆に、2021年くらいから始めた人はここから下落トレンドに入っていった場合
暫くの間は含み損を抱える事になりそうです。
「アメリカの経済は始まって以来ずっと上昇しているから長期で見れば安全だ」と言われますが
人が積立投資が出来る期間はそれほど長くは無いので、殆ど利益が無い場合や
損失が出る場合もある事を理解して下さい。
チャートを見るといくら長期投資と言っても始めるタイミングは大切だと思わされます…
Good Luck
北風